ファイナンシャル・プランニング技能検定の人気は高まるばかり。
コロナ禍で、リスキリングや副業など自分のキャリアプランを見直した方や、新NISAで高まる金融リテラシーなど、金融教育の高まりなどが、FP検定の人気をさらに高めているようです。
そんな私もこの中の1人として、2級ファイナンシャル・プランニング技能検定試験にチャレンジ。そして現在、奥さんが2024年5月受験に向けて試験勉強真っ最中。ということもあって、勉強方法について書いていきたいと思います。
あくまで、私の独学になりますので、多くの方に当てはまるとは思えません。
しかし、50歳を越えた受験生の独りとして、これから受験される”誰か”のヒントになれば、と思っています。
私の勉強法3本柱
2級ファイナンシャル・プランニング技能検定に向けての勉強法について、記憶が鮮明なうちに記録しておきたいと思います。
私の勉強法の3本柱はこの3つです。
- ほんださん(YouTube)
- なかちさん(YouTube)
- FP2級ドットコム
ほんださん / 東大式FPチャンネル
まずは、もうFP受験生なら誰しも知っているであろう「ほんださん」です。大変お世話になりました。
FP3級から2級までFP試験の全体像を掴むために、「ほんださん」の講義をYouTubeで毎日聴き流していました。仕事柄、独りでのクルマ移動が多く、しかも長時間の移動のため絶好のチャンス!に恵まれてもいました。講義はもちろんのこと、一問一答は繰り返し何度も聞いていました。
ほんださん / 東大式FPチャンネル https://www.youtube.com/@HondaFP
なかちの解説チャンネル
「なかちの解説チャンネル」はご存知でしょうか?
特に2級の対策では、本当に助けられました。ご自身が受験された経験を基に、新鮮なフィードバックが生かされています。短い隙間時間を活用して欲しいと、一問一答が多いのもご自身の経験が生かされているのでしょう。仕事で忙しい受験生の立場になって情報を提供してくれています。等身大のなかちさんに好感が持てました。
さらに「なかちさん」はスライドがとても素晴らしい!センスがとても好みです。イラストの選択や配色も含めて受験生が理解し難いところを”とっても理解しやすいシート”を使って解説してくれます。声のトーンも聞きやすい。
「債券」では、シンプルにポイントをまとめていただき、試験直前で頭の整理にとっても助かりました。
なかちの解説チャンネル:https://www.youtube.com/@nakachi2023
FP2級ドットコム
「FP2級ドットコム」これもまた本当に素晴らしいサイトです。
検定試験20日前ぐらいからは、ヘビーローテーションでした。そして「FP2級ドットコム」では、過去問に丁寧な解説付きです。スマホでも出来ますし、アプリもあるようです。私はPCで、隣に電卓を置いて過去問を繰り返しました。
ご存知の方も多いと思うのですが、FP協会のHPからも過去問は解答とともにダウンロードできるのですが、肝心の「解説」が無いのです。これを補ってくれるのが、私にとってこのサイトでした。さらに凄いのが、試験当日には試験終了後、数時間で解答速報&自動採点システムが立ち上がる始末。ホント凄過ぎます。
FP2級ドットコム:https://fp2-siken.com/
繰り返し、繰り返し、グルグル回す
私のFP2級の勉強法はこの3本柱を試験日を迎えるまで、繰り返しひたすらグルグルと回す。日中時間帯は仕事中に、隙間時間を見つけてはYouTubeで、帰宅後にPCに向かって過去問を解く。試験勉強期間はそんな毎日でした。
- FP2級対策として、ここでご紹介した「ほんださん」では動画本数だけでもかなりの数です
- すべてを1.25倍速で視聴したとしても数日は必要でした
- 試験当日から逆算して、20日前(できれば30日前)からは過去問への比重をシフトしました
- 過去問は直近3年分を毎日5問でも10問でも良いので、問題に触れるようにしました
どうしても勉強を始めてみると、あらゆるすべての動画に目を通したくなるものです。また参考書を買っては全てを読み込みたい衝動に駆られることでしょう。しかし仕事を抱えながらの勉強では「完璧」を目指すと思わぬ落とし穴に落ちてしまいます。
合格基準は6割以上の正答で合格圏内だと言われています。100点を目指してしまうと、仕事を持つ受験生には時間がいくらあっても足りません。私の場合、1度目の受験がそうでした。それによって「実技」に割く時間が足りず、結果として不合格となりました。広く浅く様々な分野の知識が問われるのがFP検定だと私は考えています。
最近「リスキリング」なんて言葉も耳にしますが、あらゆる分野において学習環境が、ますますよくなっていますね。学ぶことを放棄するのが勿体無いくらいです。この環境はさらにこれから良くなっていくことでしょう。これなら費用をあまり気にせずに、興味のある分野を、ちょっとカジってみることも可能ですね。年齢問わず好奇心のままに、自分の可能性を広げるためにも、色んな分野にチャレンジしていきたいですね。
参考資料
日本FP協会:https://www.jafp.or.jp/
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